今、「森林認証」が熱い!
2016.8.26
東京オリンピックでの木材調達基準が策定された(※)ことから、森林認証材への注目がさらに高まっています!
● 森林認証って何?
その紙、その家具、その建材、どこでどのように育てられた木で作ったか、分かりますか?最近では、食品の産地偽装問題や、海外の衣類工場の大規模な労災死亡事故などが話題となり、商品の裏側にあるストーリーが問われるようになりました。
木材も同じように、法律を守って、適切な森林管理のもと生産されていることが、産地を含めてきちんと特定できる、そんな仕組みを求める声が大きくなっています。
森林認証とは、第三者によって監査を行い、森林管理の持続可能性の認証(FM認証)や、そこから供出される木材の流通連鎖を認証(CoC認証)する制度です。代表的なものにFSCやSGECといった認証制度があり、それらの認証マークのついた商品を消費者が選んで購入することで、森林資源の持続可能な循環と責任あるライフスタイルの実現へと繋がります。
● 森林経営計画と森林認証
森林クラウドは、さまざまな主体との間での情報共有が容易なため、森林経営計画を作成する際に有効なツールです。
さらに、森林経営計画の作成過程で収集した情報は、森林認証のうち、FM認証の申請項目の5分の2程度に援用することが可能です。
つまり、森林経営計画に森林クラウドを利用するだけではなく森林認証の取得も併せて狙えば、一石二鳥です。
※持続可能性に配慮した木材の調達基準について
<https://tokyo2020.jp/jp/games/sustainability/>
森林クラウドで、「森林経営計画」作成と「森林認証」申請の一石二鳥を狙おう!