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活用事例レポート

鵜の目鷹の目!?空から林相分割

2015.12.9

空中写真から半自動で林相界データを作る!

4コマ

 

● 人工林に竹や広葉樹が・・・

手入れ不足の人工林に竹や広葉樹が侵入し、林相が変わってしまうことがあります。
しかし、森林簿や計画図の修正には時間と費用がかかり、現状に追いつかず、問題になっています。

● 空中写真から林相界を作る

空中写真(オルソ)から、林相ごとの”色”や”きめ”(樹冠の凹凸)の違いを自動認識し、林相区画を生成することができます。
更に、区画内の樹種を半自動で分類することも可能です。リモートセンシング用のソフトや、空中写真解析ソフト「もりったい(※)」で実現できます。

※「もりったい」 http://www.jafta.or.jp/contents/publish/6_list_detail.html

図4

● どのようにデータを使いたい?

空中写真から作成した林相界データを森林簿や計画図を修正するために使うことも可能ですが、林相図として従来の計画図に重ねて公開するという使い方もできます。
当然、計画図と林相図の区画が一致しない部分もありますが、正しいデータはどちらか、という問題ではなく、目的にふさわしいデータはどちらか、という選択が重要になります。

 

森林クラウド上の多様なデータを目的に合わせて選びとることが重要です!