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活用事例レポート

シカ生息域マップを活用して効率的に防除しよう!

2015.8.12

鳥獣害対策でも、情報活用をしてみましょう

図1

 

● かわいいけれど、憎い奴!

シカ害は、現在の日本における森林・林業分野で最も重要な課題のひとつです。
その被害面積は平成25年度で6,800haにも達しています(「林野庁/野生鳥獣による森林被害」より)。
今後、主伐の増加に伴い植林面積が広がることが予想され、シカによる森林被害への対策は重要性を更に増すでしょう。

● シカ被害対策あれこれ

シカ防除のため、防護柵や食害防止チューブ、忌避剤など様々な対策が講じられています。
また、近年は狩猟者増加に向けた活動も各地で見られるようになりました。
このようなシカ被害対策を効率的に行うことが重要です。

● シカ生息域マップを活用しよう!

シカの生息域分布を把握することで、効率的な防除を行うことができます。
もちろん、地元の山にシカが入り込んでいるかどうか、皆さんよくご存知のことかと思います。
ですが、シカの分布域は年々拡大しています。
公開されている最新のマップを活用することで、より効果的なシカ被害対策が可能です。

【参考】
環境省「みんなで学ぶ、みんなで守る 生物多様性」
14 野生鳥獣による生態系への影響が懸念される地域(ニホンジカ及びイノシシ)
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/activity/policy/map/map14/index.html

環境省報道発表資料「(お知らせ)改正鳥獣法に基づく指定管理鳥獣捕獲等事業の推進に向けたニホンジカ及びイノシシの生息状況等緊急調査事業の結果について」
http://www.env.go.jp/press/100922.html
(資料3にマップあり)

 

情報を活用して、野生鳥獣とうまく共存できるといいですね♪