新技術の可能性 ~UAV(無人航空機)~
2015.4.20
森林林業分野におけるUAV(無人航空機)の活用!
● UAVってなに?
UAVとはUnmanned Aerial Vehicleの略称で、無人航空機のことです。
近年、数多くの小型UAVが産業用に開発・市販されるようになりました。
様々なセンサを搭載できるUAVは、新たな情報収集ツールとして注目されています。
● 情報収集ツールとしてのUAVの魅力とは?
UAVを使えば、だれでも簡単に様々な情報を入手することができます!
◇ 高解像度写真や動画、サーモグラフィ画像など多様な情報の取得
◇ 低空かつ小回りの利いた飛行で、詳細な情報の取得
◇ 人の立ち入りが困難な危険箇所で、安全に情報を取得
◇ 一回の飛行にかかる価格が安価で、容易に情報を取得
● 森林林業分野におけるUAVへの期待
近年、森林林業分野においても、UAVの活用に向けた研究・実証が始まっています。
精細な画像から単木レベルの情報を得られるため、
樹種や林相界の把握、単木材積の推定といった森林資源の把握から、
風倒や雪害等の被害木、松枯れやナラ枯れ等の病虫害被害の状況まで知ることができます。
今後、羅森盤上でも、UAVで取得した情報の共有・活用が実現するかもしれません。