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活用事例レポート

地上レーザで森林を測る!

2015.6.22

地上レーザは森林調査の労力が大幅に削減できる新技術です

4コマ_20150622

 

 

● レーザを使った森林計測

レーザとは、指向性を持った光のことです。
レーザ計測では、ある地点からレーザを発射し、反射して戻ってくるまでの時間を計測することで、距離を計測します。
対象物までの距離を、簡単かつ素早く測ることができるのです!
森林調査では、このレーザ計測を繰り返すことで、森の3次元構造を計測しています。

● レーザ計測、空から測る?地上で測る?

航空機からレーザ計測すると、地表面の細かな林冠構造や地形データを取得できます。
以前紹介したCS立体図は、航空レーザの地形データを基に作成します。
一方で、地上でレーザ計測すると、立木の幹、枝の形の3次元データを取得できます。

レーザ計測模式図

● 地上型レーザ計測で森林調査の省力化!

幹、枝の3次元構造が把握できれば、直径や樹高の計測や、材積の計算までできてしまいます。
地上型レーザは、1度の計測に数十秒程度しかかからないので、これまでの森林調査を大幅に省力できます。
まだまだ新しい技術の地上型レーザですが、一気に普及する日も近いかもしれませんね。

 

森林再生システム提供

地上型レーザ計測イメージ図 (株式会社 森林再生システム・株式会社 アドイン研究所 提供)

どんどん出てくる新技術、林業も進化しています!